【呪術廻戦】花御(はなみ)の領域展開は描かれる?性別や逆再生のセリフについても

呪術廻戦

呪術廻戦に登場する呪霊、「花御(はなみ)」。

「特級」という呪霊の中でも極めて強い力を持つ階級であり、実際の戦闘では虎杖、東堂の二人を相手に互角以上の戦いを繰り広げます。

物語において、明確な敵である呪霊の中では、比較的温和な性格をしているように見えます。(花御が戦う理由はけっこう共感できてしまいますし。)

そんな「花御」という呪霊について、記載していきます。

以降、単行本のネタバレを含みます。

呪術廻戦 花御(はなみ)の基本情報

以下より、花御の基本的な情報含め記載していきます。

花御は森を恐れる人の感情から生まれた特級呪霊

そもそも呪霊という存在は、人のネガティブな感情から生み出されるものです。

そして、自然に対して人間が抱く感情というのはとても大きいものになるため、対応して生まれた呪霊がとても強く、賢くなるのも納得できますね。

花御は「森」を恐れる人間の感情から生まれた存在なので、木をベースにしたデザインになっており、かつ術式や能力も植物を使うものが多いです。

そんな花御が人間に敵対して呪術師と戦う理由は「人間を滅ぼしして地球を元通りの自然に戻すこと」です。

人間がいるせいで地球がどんどん汚れていっているのは事実だと思いますし、戦う理由としては大義を伴っていてかっこいいと思います。

「地球」には森以外に「海」「空」など他の自然が存在しますので、同じく自然を司る大地の呪霊「漏瑚(じょうご)」や海の呪霊「陀艮(だごん)」と徒党を組んで人間を滅ぼそうと考えているんですね。

(そういえば「空」についての呪霊はまだ登場してないですね。「空」を恐れる人間の感情というのはよく分からないですし、最初から存在しないのでしょうか?)

 

ちなみにこれはアニメ化で判明した事実ですが、名前である「はなみ」のイントネーションが思っていたものと違っていました。

「花見」ではなく「花火」のイントネーションになるのが正しいようです。(「なみ」のように頭を強く言う感じですかね。)

花御の性別は?女なのか?

 

呪術廻戦がアニメ化されるにあたって、「花御が女なのでは?」と思う人が増えたようです。

結論から言うと、そもそも呪霊に「性別」の概念がないため、男でも女でもありません。
(私の知る限り、作者の芥見先生から呪霊の性別について言及していたことはないと思います。)

呪霊は人間の感情が元になって生まれますので、子孫繁栄のための男と女という定義が必要ないんですね。
(真人が全裸になったときは何故か股間が隠されていましたが、それはきっと人間の呪霊だからでしょう。笑)

花御が女ではないかと言われるようになったのは「単にアニメ化によって担当する声優さんが女性だったから」というだけ理由のようです。

声優が女性だからといってそのキャラまで女性とは限らないですし、花御の温厚な性格や丁寧な言葉遣いから「優しさ」を演出するために担当の声優を女性にするというのは個人的に非常に共感できます。

花御に限らないですが、登場する呪霊が全部「男性寄り」の性格だったり言葉遣いだったりするのは芥見先生の何かしらの意図があってのことなのかもしれません。

原作では残念ながらすでに死亡

そんな花御ですが、原作単行本10巻「渋谷事変」の最中で、五条悟との戦闘によりすでに死亡しています。

虎杖と東堂のタッグでようやく善戦できていた花御ですが、五条悟相手では終始圧倒され、見せ場も描かれることなくあっさりと退場してしまいました。

生きている可能性はあるのか?という考察ができないほど、ゴリゴリに祓われてしまいましたので、作中ではもう回想以外では登場することはないと思われます。

(呪霊の中では好きな方だったので死んだときは正直ちょっと悲しかったですが、物語の展開上仕方ないですね。。。)

「領域展開が描かれないまま退場することはないだろう」と高をくくっていたのですが、五条によって一瞬で祓われたしまったのでかなり驚きました。(さすが芥見先生ですね。展開が斜め上です。)

領域展開については次で詳しく記載します。

花御の「領域展開」:朶頤光海(だいこうかい)

花御は「特級呪霊」ということもあり、術式の最終段階であり極致でもある「領域展開」を会得しています。

東堂、虎杖との戦いの終盤にて、自らの術式を確実にあてるため、必中効果を持つ領域展開を発動しようとしますが…

その瞬間に結界である帳がなくなり、五条悟が戦闘可能となってしまったため、花御は即座に戦闘を放棄して撤退しました。(逃走前に五条から追撃を受けてしまいましたが。)

そして渋谷事変では領域展開は使用出来ず、そのまま五条に祓われて退場。

そのため、作中では花御の領域展開はデザインはおろか名称すら明らかにならないままになってしまいました。

そうなると、「今後花御の領域展開は描かれることはないのでは?」という疑問が湧いてくるのですが、これについては「今後作中で描かれることはないが、少なくとも何かしらの形で登場する」と予想しています。

これはどういう意味かというと、「領域展開という絵も展開も最大の見せ場となりえる重要要素をみすみす1個逃すか?」という邪推です。

個人的に現実的であり得ると思うのは、「呪術廻戦の小説版の発売で、花御主役のエピソードが描かれて明かされる」ですかね。

もしくは「公式キャラクターブック」が発売されて、そこで明かされる..とかもありえますね。

読者としても気になる人は多いでしょうし、少なくとも名称くらいはいずれ明かされるときが来ると考えています。

2021年3月4日追記:公式ファンブックにて、領域展開の名前のみ明らかになりました!

公式ファンブックにて、花御の領域展開の名前のみ明らかになりました!(やはりファンブックでしたね!)

「朶頤光海(だいこうかい)」

という名前みたいです。(名前に海が入っているのが意外ですね。)

ちなみに「朶頤」という言葉は、
 
・あごを動かして食べる
・食欲旺盛な様
・うらやみほしがること
・強い国が弱い国を従えること
 
など複数の意味があるようなのですが、正直この言葉の意味からだと、どのような能力を持った領域展開なのかイメージが沸かないですね..
 
今後説明されることを期待して待ちましょう!
 

花御のセリフや言葉の意味が分からないが、アニメを逆再生すると..

原作では、花御はよく分からない言語を使って会話しています。

5巻で敵として登場してからは、脳内に直接語りかける感じで描かれ、読者も何を話しているのか文字で分かるようになりますが、それ以前は何という言葉を発しているのか分かりませんでした。

しかし、花御はアニメで初登場した際「日本語を逆再生した言葉を発している」ということが判明しました。

(逆再生された言葉は「もう一度逆再生」しなければ解読できませんし、なにより「不気味な音声」として聞こえますので、花御のアニメ化の演出はバッチリだったと思います。)

原作では、序盤の花御が何を言っているか明かされないままでしたので、以下から記載していきます。

第10話:特級呪霊たちの初登場

花御が何かをしゃべり、漏瑚が「しゃべるな」と怒っています。

この場面は、アニメ版の逆再生により

「さすが呪いの王ですね」

と言っていることが確認できました。

会話の流れでは、「宿儺の指を利用して宿儺の実力を確認した」という会話をしていましたから、それに対して宿儺を称賛する言葉を発していた、ということが分かりました。

第16話:五条との戦闘後の漏瑚救出時

五条と漏瑚の一騎打ち後、敗北した漏瑚を遠くから見ていた、夏油と花御。

「助けたければ助ければいい。呪霊にそんな情があるかは知らないが」と煽る夏油に対して、花御は何かを返答します。

それを聞いた夏油は見下した表情で「よく言うよ、呪霊の分際で」と言っていました。

何と言ったのか非常に気にあるこの会話ですが、アニメ化される前は何を言っていたのか全く明かされていませんでした。

この場面も、アニメ版の逆再生により

「ありますよ」「私たちこそ人間ですから」

と言っていることが判明しました。

「呪霊である自分たちこそが真の人間である」というのは漏瑚の主張だったと思いますが、花御も同様の考えを持っていたということが分かりましたね!

第43話:京都姉妹校交流会で狗巻棘との遭遇

京都姉妹校と交流会として各自戦っていた東京校組。

そこを狙って襲撃した花御は狗巻棘と遭遇した際に何かを発言しています。

(花御は右です。 笑)

こちらのセリフは

「あら、一人ですか?」

と言ってることが分かりました。

それに対する狗巻のセリフが

「しゃけ、いくら、明太子」ですから、はたから見るとやっぱり会話が成り立ってませんね。笑

漫画では、花御と対峙した狗巻がそこまで焦っていないように見えましたが、アニメでは狗巻が汗をかいていたり、動揺した様子が描かれていて、花御の格上感が伝わるような描写となっていたように感じました!

まとめ

呪術廻戦の特級呪霊「花御」について記載しました。

まとめると、

  • 花御は森を恐れる人の感情から生まれた特級呪霊であり、性別の概念はない。

  • 花御の領域展開は作中で描かれることはなかったが、いずれ何かしらの形で明らかになる可能性が高い。

  • アニメの花御のセリフや発言は「逆再生された日本語」になっており、原作で分からなかった言葉がアニメ化によって解読できるようになった。

という感じですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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